女のサングラス

え?夏よりもまぶしい?
冬の紫外線をあなどると怖い?

こんにちは! TALEX中芝です。

夏はサングラスをかけるけれど、冬はかけないという方はとても多いですよね。たしかに夏のギラギラとした太陽、焼け付くような日差しはサングラスなしでは耐え難い。でも本当は、冬の方がまぶしいって知っていましたか?

車や自転車に乗っているとき、目を刺すような光を不快に感じる人も多いはず。実はこれ、太陽の位置が関係しています。

夏(夏至)の太陽は空のいちばん高い位置を通ります。地上を照らす範囲は広くなりますが、頭上から太陽光がふり注ぐようなイメージなので比較的まぶしさを感じにくいのです。一方、冬(冬至)の太陽は低い位置を通過していきます。そのため真正面に太陽が現れたときは特にまぶしさを感じやすくなります。

そしてこれは、まぶしさだけではなく紫外線を浴びる量にも関わってきます。下の図のように、夏場の紫外線はお顔の凸部分に集中しているのに対し、冬は全体的に紫外線のダメージを受けてしまいます。

さらに、冬場はシワやたるみの原因となる「UV-B」が一気に増え、日焼けやシミの原因となる「UV-A」も増加していきます。怖いですよね。

中でも気をつけないといけないのが雪の積もっているシーン。スキーやスノーボードに行く場合や、豪雪地帯に住んでいる、旅行に出かける場合などは要注意ですよ! 雪面からの紫外線の反射率は80%以上と言われています。そしてその紫外線たちは、いとも簡単に目からスーっと入り込み、全身に悪さをするのです。

私の住む大阪では雪が積もることはほぼありませんが、2年前に京丹後市へ出かけたときのこと。2月だったので雪が積もっていて、あたり一面真っ白。それだけでも凄くまぶしいのですが、そこへ太陽が顔を出すとコンディションは最悪です。まるで地面からライトアップされているような反射で、まともに目をあけることはできません! あの日サングラスを忘れていたら…、きっと楽しい旅にはならなかったでしょう。“冬の太陽はまぶしい”…これ、覚えておいてくださいね。