やま部

登山とハイキングの違い
両親と一緒に六甲山へ(下山編)

こんにちは!山部・部員の松村です!
3部にわたってお送りしている「両親と一緒に六甲山へ」もこれが最終編となります。

六甲山の下山ルートは当初の予定通り「有馬温泉」に向かうルートを選びました。

普段からハイキング慣れしている母親も、さすがに登山はこたえたようでスタート時の元気さは見る影もない…笑
昼食と写真をいくつか撮影している間に休憩し、下山を開始しました。

山頂から有馬温泉へ向かう下山道。スタートは整備されたコンクリートの坂道が続きました。ここで気になったのは、登りの時にヒーヒーいってた母親は特に苦しそうな顔をせず行きとは比べられないスピートで進む中、登りの時に比較的スイスイと登っていた父親と姉が「足が痛い…」と言い出したのです。

特に行きの疲れが出ている訳でもなかったので気になりましたが、おそらく靴が原因したのではないかと思います。しっかりとした登山靴を履いていた私は砂利道の下り坂などでもほとんど滑ることもなかったので、足の痛みは感じませんでしたが、父親は何度か転げそうになっていたので、つま先に負担がかかって「痛い」となっていたようです。

もうひとつ気になったのがサングラスです。

私はサングラスのレンズメーカーの人間ですから当然着用していますし、家族も皆使っています。登りはヒーヒーと言いながら、母親の気遣いなどもあったので特に気にしてなかったのですが、下りですれ違う登山者で男性がサングラスを着用している姿は見かけたのですが、女性はあまり着用されていませんでした。「美容や美白や」という、現代で多分「健康」のために登山されている方が多いと思いますが…。嫁さんが言うには「登山用のサングラスを持ってないからじゃない?」 …登山用のサングラス?? 「普段使っているお気に入りのオシャレなサングラスって汗かくところで使いたくないもん。」 …なるほど。登山用のサングラスという考え方はなかなか男性では考えないかもしれませんね。

さあ、下山は登りと比べてスイスイ進み、無事に出口に到着…!
あとは有馬温泉に父と母を連れてゆっくり体を休めてもらおうと思った矢先…

訪れた時期はゴールデンウィーク。
父親は並ぶのが大嫌いだったので一言「帰ろう。」そのまま有馬駅に直行して帰宅。それでも帰りの電車では達成感を感じたのか終始登ったときの話をしながら和気あいあいの帰路となりました。

さあ、次はどこの山を登りにいこうか!