やま部

タレックスやま部
 はじめての山登り①

みなさまはじめまして!やま部の松村です。

実は・・・大人になってはじめて、登山に挑戦しました。過去の登山経験は小学生のときの耐寒訓練。寒い冬場に何故山なんか登ってるんだ・・・ と、苦い思い出しかありませんでした(笑)

今回挑戦した山は大阪府河内長野市にある「岩湧山(いわわきさん)」。標高は898mと、部長に聞いてみたところ、かなり初心者向けの低めの山だそうです。

 

起床したのは朝7:30。当日に備えて準備していたので8:30には電車に乗って、部長に教わった「紀見峠駅」で下車。 ・・・ここで問題が発生しました。見渡す限り岩湧山がどれかわからない。私のイメージでは、駅に降りた時点で「登山スタートはコチラ」みたいな看板が出ているモノだと思っていたのですが、どこから登ればいいかもわからない。周りに登山者は見当たらない。悩んだあげく出した答えは“Google MAP” 岩湧山がまずどっちの方向にあるのかを確認し、「山に向かって進め」ということで、スタート地点も分からぬまま出発しました。

▲南海高野線 紀見峠駅

 

駅から山らしいところに入って続く舗装されたコンクリート道。思っていたよりも坂道が急で、スタート直後から息切れ… コンクリート道ということもあって、山登りをしている!という気持ちも少し削られてしまい、一緒に登っていた相方が楽しそうにスイスイと登っていく姿を追っていくことでモチベーションをキープしていました。季節は夏前の6月、前日に雨が降っていたこともあって、涼しいながらも汗がすごく、事前にしっかりと用意していた水分も定期的に摂取するようにしていました。

 

人と一切すれ違うこともないまま、登りはじめて1時間半が経過した頃、ゼエゼエと息を切らしながら私は前日の同僚との会話を思い出していました。実はこの山、事前に部長とは違う登山初心者の同僚から「岩湧山かぁ!あそこはいいよ!頂上までは1時間半くらいかな。初心者にはなかなか楽しいところだよ」というセリフ。 現実は未だ表札のひとつも見えない続くコンクリート道。「道… あってるのかな?」相方が言い出した瞬間、古い木の板、ひとつの表札が見えてきたのです…!